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約15年働いた会社を退職しました。
ただの中小企業なので、よくある退職エントリーにも満たない記事です。特に感深さもありません。本業とは全く関係の所で書いているブログなので、お疲れさま系のヨイショも無いでしょうし、知り合いが一切見ていないブログなので、みんなに感謝系の謝辞もありません。ある意味で素の退職記事です。転職活動を考えている人がいましたら参考にどうぞ。
15年前
私は20歳の時、PCパーツ関連の商社にアルバイトで入りました。倉庫スタッフでした。倉庫の管理者になって、正社員になって、広報部を立ち上げ、マーケティングの責任者となり、いろいろ活躍して役員となりました。8年ぐらい前ですかね。企画職でメディアリレーションをいろいろ仕掛けて、大ヒットしたなという感じです。
中小企業なので、出世といっても小さいものです。当時は自分の能力に慢心しました。誰でも20代で役員になれば、勘違いするものです。20代中盤は独身の時期であり、サウナに連泊して酒を飲み、働いて酒をのみ、働いて酒をのみ、働いて酒をのみそういう生活でした。それはそれで楽しく充実していました。
職務遂行のために、どんな手でも使うという働き方です。会社にとって有益であることが、全ての価値観であり正義です。軍隊や宗教に心頭した若者のような感じだったと思います。そういう人は沢山います。そのまま定年まで走り抜ける人もいるでしょう。サイコパス的な人が社会的に成功する理由もその辺なのでしょう。仕事の中で生きるには一つの確かな選択です。
最近は、仕事以外でいろんな人の話しを聞いたりして、考え方が多様化しました。また結婚して子供が生まれ、家庭をもったこともあるでしょう。仕事200%人間で無くなってしまったこともあるでしょう。ビジネス以外の雑念が増えたともいえます。
中小企業なので、出世といっても小さいものです。当時は自分の能力に慢心しました。誰でも20代で役員になれば、勘違いするものです。20代中盤は独身の時期であり、サウナに連泊して酒を飲み、働いて酒をのみ、働いて酒をのみ、働いて酒をのみそういう生活でした。それはそれで楽しく充実していました。
職務遂行のために、どんな手でも使うという働き方です。会社にとって有益であることが、全ての価値観であり正義です。軍隊や宗教に心頭した若者のような感じだったと思います。そういう人は沢山います。そのまま定年まで走り抜ける人もいるでしょう。サイコパス的な人が社会的に成功する理由もその辺なのでしょう。仕事の中で生きるには一つの確かな選択です。
最近は、仕事以外でいろんな人の話しを聞いたりして、考え方が多様化しました。また結婚して子供が生まれ、家庭をもったこともあるでしょう。仕事200%人間で無くなってしまったこともあるでしょう。ビジネス以外の雑念が増えたともいえます。
ここ数年では、通販、多店舗運用、通販系のクラウド導入、オウンドメディア、Web制作、リスティングなど効果検証できる業務を行っていました。通販系の雑務(商品登録、仕入れ、顧客対応、伝票処理など一般業務)が、多かったような気がします。結構な勉強になりました。BtoBのECと越境ECをやりたかったことが心残りです。
退職理由
退職理由として、はてな等で見られる怨み辛みネタなどあれば面白いのですが、そういったものもほとんどありません。また未来に先駆ける夢による理由も少しあるのですが、転職しなくてもできるであろう訳ですから、理由としては弱いです。私の場合は、10個ぐらいの異なる要因が重なって、今が違う人生を歩むタイミングなんだなと感じて、転職にいたりました。例えば、今が35歳であること、会社の業績が良いから抜けやすいこと、子供が可愛いことなどです。非常にふんわりですが確かな決断です。ロジックを総合して直感で判断しました。
自分の直感には耳を傾けた方が良いです。直感は表層と深層の情報が統合された自分の感覚です。直感はよく外れます。当たることもあります。そうやって直感の精度を高めて行くと、表面上では分からない怪しさや、素晴らしさに気がつけるようになります(ただの思い込みですが)。また自分の心の声を聞いて上げたほうがストレスが少ないです。
もちろん要因に、自分の理想と違う、担当事業の問題、会社の人間関係もあります。そういったものは常にあります。無かったことなど無いぐらいです。むしろ無い人なんているの?と思います。要因だけど、原因ではない感じです。そんな理由で転職していたら、毎年転職が必要です。
はじめての転職活動。転職活動をして思ったこと
初めの何社かは、お祈りされて落ち込みました。自分が社会から求められていない感覚です。面接を受ける会社の資料も調べて上げて挑戦しました。問答も考えたりしましたが、意味がありませんでした。
何社も受けてゆくうちに、落ちても気にならないし、資料を調べるのも止めました。自己紹介なども簡単に省略して適当に話すようにしました。雑談するような話し方です。そうしたら内定がどんどん出ました。
なぜなら採用は出会いだからです。うまくプレゼンしても、求めている人物像が異なれば、採用になりません。そんなものなのです。求人の情報には、本当に採用したい要項が書かれていません。採用担当者も明文化できていないのでしょう。
「求めている人物像=出会い=採用」なのですから、求めている人物像であれば、採用になるわけです。求めている人物像かどうか。それは出会いなので、誰もわかりません。リラックスして雑談すれば良い訳です。
興味ある職種の募集にどんどん応募して、どんどん面接を受ければ、どんどん出会いが増えます。連動して採用も増えます。不採用になっても出会いじゃなかったと思うだけです。もちろんNGワードは、使ってはいけません。残業、福利厚生、前職の恨みetc etcなどです。あと在職中に転職活動をすることも大切です。そうすれば気楽に転職活動できます。
転職活動のおもしろさ
1ヶ月で転職活動が終わってしまったのですが、1年ぐらい続けても良いと思いました。成長している会社の事業について、責任者から話を聞ける機会は貴重です。これは、おもしろかったです。転職しなくても良い刺激になります。
エージェントを使おう
リクルートや、マイナビなど、さまざまな求人紹介サービスがあります。エージェントは担当者が付いてくれて、企業を紹介してくれます。無料です。エージェントがいれば、いろんな情報を聞けます。また面接の日時など調整してくれるので楽です。
最近のSNS系の求人を使おう
GreenとかWantedlyとか、チャラい系のSNS求人も面白いです。Wantedlyなどは、その会社に気軽にソフトな面接を受けることができます。気軽な面接で双方良いと思ったら本面接に進みます。なかなか良いシステムです。遊びに行く感覚ですが、面接なので、履歴書と興味ある職種などは、きちんと話したほうが良いです。100%遊びに行くと、なんだこいつ・・・となります。就職を前提に遊びにゆくことを心がけましょう。
何を伝えたかったのか
書いてて思ったのですが、転職したから、だから何だって記事ですよね。うーーーん
・・・・ない。
転職活動中不安になったり、退職するに辺りナイーブになったり、自分が中途半端でうつっぽい気持ちになったり、退職することで非常にスッキリしたり、新しいことを始めるワクワク感があったりと、そんなところです。
たまには思いつきで、夢も野望も無く、役職捨てて転職してみるのもお薦めです。最悪の結果になるかもしれませんがそれも人生です。
ただほら、自分の心の声に、耳を傾けてみてごらんなさい。自分のだらしない欲望の声が直感として聞こえるはずです。それを信じて見て、後悔することも大切ですって。
ということで。