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楽天R-Login(アールログイン)へのログインを自動化したり、yahooショッピング、Amazonセラーセントラルの管理画面にログインして、特定のダウンロード画面を開く作業を自動化できます。
UWSCというWindows自動化ツールがあります。公式サイトが西暦2000年みたいな感じで、これは使えないのでは・・・と畏怖した人は早計です。早まるなです。
公式サイトはWindows95風ですが、2015年もソフトは更新されています。Windows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1対応です。いくつか自動化ツールがあるのですが、これがもっとも安定して動作しました。信頼できます。
簡単にUWSC Proの説明
UWSC Proは、パソコンにインストールして使います。試用期間は2週間あるので興味ある人はダウンロードして使ってみましょう。有料版は6500円です。業務の効率化から見ると安いです。http://www.uwsc.info/download.html
Windows上のマウスやキーボード操作を記録できます。録画して再生をすれば、操作をそっくり再現できます。ソフト等を自動で起動させたり、特定のマウス操作を自動で行ったりできます。
注目すべき機能は、IE上のブラウザーの操作を記録できることです。かなり高度な操作まで記録できます。VBA(たぶん)などプログラムが出来る人は、さらにプログラムを書いて複雑な操作も可能です。
こんな操作が自動化できます。
プログラムできない人でも、結構複雑なWindows自動化をできることが最大の魅力です。こんなIE上のブラウザーの操作を記録できます。IEを開く
↓
通販システムの管理画面を開く
↓
IDとパスワードを入力してログイン
↓
注文データのダウンロード画面に入る
↓
項目選択を行う
操作を録画したあとは、ショートカットのようなアイコンが出てきます。それをクリックするだけで、上記の作業を自動で行ってくれます。魔法のようです。作業がものすごく楽になります。
業務短縮の実例!1年間で1週間仕事を休める!
例えば通販担当者は、他店舗運用が当たり前です。通販管理者は、4つぐらいのサイトに毎日何回もログインしていることでしょう。4つぐらいのサイトに同時ログインする操作を記録すれば、いっきに4つのサイトを開くことができます。例えば、yahoo、楽天、Amazon、ネクストエンジンの4つのサイトの受注画面を一気に開くことができるのです。
そう作った自動化プログラムをワンクリックしてから、コーヒーを入れて戻ってくると、すべての画面がスタンバイされています。
さらに!受注処理という同時ログインを作り。送り状番号反映という同時ログインを作り。商品マスタダウンロードという同時ログインの自動化プログラムを作れば、各反映等の処理業務を簡素化できます。やってみるとかなり楽になります。
一日のログイン関連作業を合計すると10分あるとしましょう。一年200日として、2000分はログイン作業しているわけです。時間にすると33時間を費やしています。この部分をUWSC Proで自動化すれば、30時間は短縮(その間他の作業ができます)できます。
UWSC Proで業務を改善すれば、年間で1週間仕事を休んでも良いわけです。そういったことが通用したらいいですよね。絶対無理ですけど。
自動化するとき、ぶつかった壁のヒント!
実際に動かしている画面をご覧に入れたいのですが、あまりにもセキュリティがあれなので、みせられません。ついでにyahoo、楽天、Amazonへのログインを自動化するヒントを書いておきます。自動化するときぶつかった壁です。yahooショッピングは、前後の履歴でログインする管理画面が少し変わります。うまく自動化でログインできません。そこで「別のYahoo! JAPAN IDでログイン」の長いURLのログインを使えば、常に同じログイン画面が開きます。これで解決できます。
Amazonセラーセントラルの場合は、自動ログインができません。Aamzonのアフィリエイト画面なら、なぜか自動ログインできます。アフィリエイトへログインしてから、Amazonセラーセントラルをタブで開くと、セラーセントラルにそのままログインできます。
楽天は、2週間ごとにパスが変わります。作ったプログラムをテキストで修正すればパスの変更を簡単にできます。テキストエディタを入れておけば修正が簡単です。
IEでアクセスしたサイトの新しいタブを開くには、自動録画ツールだとうまく処理できません。そこで手動でコードを修正すればうまく行きます。下記コードを追加するとタグで指定したURLを開けます。
// サイトへのログイン IE = CreateOLEObj("InternetExplorer.Application") IE.Visible = True setOleEvent() IE.Navigate("httpのURLをここに入れる") BusyWait() IESetData(IE,"******","*********") // PASSWORD IESetData(IE,True,"","Continue") // IMAGE BusyWait() // 指定したページを新しいタブで開く CONST navOpenInNewTab = $800 IE.navigate2("httpのURLをここに入れる", navOpenInNewTab) BusyWait()
タブではなく新規ウィンドウで開くときは、サイトへのログインのコードを繰り返せば新規ウィンドウが開きます。
新規ウィンドウ+タブで開く+タブで開く+タブで開。新規ウィンドウ+タブで開く+タブで開く+タブで開く。新規ウィンドウ+タブで開く+タブで開く+タブで開く。
という感じでプログラムを作ると、複数のサイトの管理画面を同時に開くことができます。
Windows自動化して業務を短縮したい人は、ぜひUWSC Proをお試し下さい。
ちなみに社内社外でこの素晴らしさを説明しても反応薄いです。このブログを見ている人にも、ほとんど伝わらないのでしょう。
UWSC Pro
http://www.uwsc.info/
追伸
そのあとも色々な自動化ファイルを作成しています。楽天から商品マスターのダウンロードなども、指定の項目を設定することができるので、便利ですよ~。
送り状番号反映処理も、同様にネクストエンジンのダウンロードベースを開いて、yahooやAmazonなどの多店舗の反映画面を同時に開けるので、ファイルをクリックでダウンロードして、アップロードするだけで終わります。
毎日の作業なので、これほんと便利です。