たった1行！一番簡単なWordPressの子テーマ（child-themes）style.cssの作り方－子テーマが理解できない人にオススメ

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WordPressをカスタマイズする際に、直接style.cssやfunctions.phpを変更すると、WordPressの更新やテーマの更新時にカスタマイズした部分が消えます。

子テーマ（child-themes）を作り、親テーマに関連付けることで、カスタマイズが消えなくなります。カスタマイズには子テーマは基本です。

詳しくはこちらを参考に
http://liginc.co.jp/web/wp/customize/147844
http://wpdocs.sourceforge.jp/%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88%E9%9A%8E%E5%B1%A4

上記を見ても子テーマの設定がわからない人向けに、もっとも簡単な子テーマの作り方を紹介します。子テーマすらわからない人には、functions.phpは必要ありませんので説明は省略します。

style.cssの子テーマの記述が難しすぎて、どうしたら良いか分からない人にお薦めです。実は1行でも、子テーマとして認識されます。厳密な設定は上記サイトを参考に。

FTP等でフォルダーを追加する

どうしてもフォルダーを追加する必要があります。FTPがわからない人は、どうにもなりません。FTPを知っていることが条件です。FTPソフトもしくは、サーバの管理パネ等でFTPを操作できます。

wp-content/themes/の中に自分が使っているテーマのフォルダーがあります。開いてみましょう。

/themes/を開きます。

そうすると自分がインストールしているテーマのファイル名が表示されるはずです。自分が使っているテーマ名（フォルダー名）は、理解しておく必要があります。

「twentytwelve」の子テーマを作ってみます。/themes/と同じ階層に、新規フォルダーを作り「twentytwelve-child」としましょう。-childをつけるのが推奨されています。

もし「twentytwelve」というテーマ（フォルダー名）を使っていれば「twentytwelve-child」にするってことです。簡単ですね。親テーマと同じ階層に設置してください。

親テーマとなる「twentytwelve」フォルダーの中にある「style.css」をコピーしましょう。ほぼ必ず「style.css」という名称のファイルが入っているはずです。

子テーマの「twentytwelve-child」フォルダーの中に、同じ「style.css」ファイルを複製設置しましょう。

「twentytwelve-child」フォルダー内の「style.css」を全部消して次のように書き換えます。これだけで実は認識してくれます。

/*
 Template:     twentytwelve
*/

保存します。「twentytwelve-child」フォルダーごとサーバにアップを忘れずに。Template:と書いてある部分を認識して、子テーマとして扱われます。

「longwave」というテーマにも、子テーマを作ってみましょう。同じように「longwave-child」を作ります。

同じようにTemplate:に、親テーマのファイル名を記述します。

ほら子テーマとして認識されました。

子テーマが認識されたら、有効化を押しましょう。親テーマの設定が小テーマに引き継がれます。

テーマの編集を見ると、子テーマのcssが編集できるようになっています。ココに記述すれば、OKなのです。

ちなみにスタイルが引き継がれず、消えてしまう場合などもあったりするようです。@import urlを使ったり、cssではなくphpに設定がありコピペしたり、そうった作業が必要な場合もあります。

その辺は、テーマのフォーラムを見たり、製作者に聞いたりしましょう。またWPのバージョンやテーマによって、仕様は異なる可能性があります。

とりあえず2015年3月20日時点のWPだと、1行で認識されましたよ。