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今日は、ビールの巨塔かまはら(@AkihiroKamahara)さんに根堀・葉掘ビールを紹介していただきました。はぁ~ビールが飲みたくなります。夏だし。
さてさて世界には、100種類以上、2万銘柄以上のビールがあるってご存知ですか?私たちが“ビール”と言われて抱くイメージ、黄金色で、のど越しがよくって、苦くって…。こういったビールは、“ピルスナー”と呼ばれる種類(スタイル)のビールです。
これは、世界に100種類以上あるビールのたった1種類でしかありません。そして2万銘柄以上あるビールのほんの一握りにすぎません。今回は世界中のビールの中から、手に入りやすくて、楽しめる10本を厳選してみました。
これまでのビール感がひっくり返ること間違いなしの10本です。もしかしたら、あなたの人生観を変えてくれるかもしれませんよ。
アメリカ産のホップを使ったエールビールで、"アメリカン・ペール・エール"という種類のビールです。世界3大ビール品評会の一つ、「インターナショナル・ビア・コンペティション」の”アメリカン・ペール・エール部門”において、世界で初めての8年連続金賞を受賞しています。美しく輝く琥珀色に、マスカットを思わせる華やかな香り。初めて口に含めば、「これがビールなのか!?」と思わず口にすること間違いなし!
・原産国:日本
・スタイル:アメリカン・ペール・エール
・醸造法:上面発酵
・原材料:麦芽、ホップ
・アルコール度数:容量%:5.5%
1780年頃から造られ続けており、フランスではナポレオンも愛飲したとか、タイタニック号の船内でも提供されていた、など、深い歴史を感じさせるビールです。ナッツのような香ばしい香りと、ホップの苦みがよく効いた味わいです。フィッシュ&チップスをお供に、サッカーの試合を見ながら1杯!なんてスタイルがよく似合う1本です。
・原産国:イギリス
・スタイル:イングリッシュ・ペール・エール
・醸造法:上面発酵
・原材料:麦芽、ホップ、糖類、香料
・アルコール度数:容量%:5.1%
もとは、ベルギーのヒューガルデン村で、伝統的に造られていたビールですが、1950年代に、大戦の影響を受けて一度消滅しています。それと同時に、レシピも忘れ去れたのですが、1966年にヒューガルデン村の男性によって復刻され、今では世界中で愛されるビールとなりました。
苦みをほとんど感じず、ほのかな甘みもあるので、女性に大人気の1本です。
・原産国:ベルギー
・スタイル:ベルジャンスタイル・ヴィットビア
・醸造法:上面発酵
・原材料:麦芽、ホップ、小麦、糖類、コリアンダー、オレンジピール
・アルコール度数:容量%:4.9%
このビールを製造しているカールスバーグ社は、1882年、世界で初めて酵母を人の手で純粋培養させることに成功しました。この技術によって、人間はビール酵母をより細かく制御できるようになり、その後、ビールの味の改良が一気に進んでいくこととなります。カールバーグ社の功績が讃えられ、ラガービールの酵母の学名は、”Saccharomyces carlsbergensis(サッカロマイセス・カールスベルゲンシス)”と名付けられています。
・原産国:デンマーク(日本国内でサントリーがライセンス生産)
・スタイル:ピルスナー
・醸造法:下面発酵
・原材料:麦芽、ホップ
・アルコール度数:容量%:5.0%
この黒い色は、原料に、深く焙煎して真っ黒に焦がした大麦を加えることで生まれます。その見た目から、非常に濃いビールだというイメージを持たれますが、意外にも口当たりは軽く、苦みのまろやかなブラックコーヒーを飲んでいるような味わいです。
ギネス・ドラフトは、現在世界各国で現地生産されていますが、造られる地域によって、アルコール度数や味わいには微妙な違いがあるようです。どこか旅行で海外に行った折には、日本のギネスと飲み比べてみると面白いですね。
・原産国:アイルランド
・スタイル:ドライ・スタウト(アイリッシュ・ドライ・スタウト)
・醸造法:上面発酵
・原材料:麦芽、ホップ、大麦
・アルコール度数:容量%:4.5%
しかし、その味わいはまるでビターチョコレートそのもの。豊かなコクとやさしい甘さが口いっぱいに広がり、とても度数14%とは思えない飲みやすさです。
ちなみに、名前の”サミクラウス”は、スイス語で”サンタクロース”を意味します。
クリスマスの夜に、気になる女性を酔わせたいあなたにおススメの1本です。
・原産国:オーストリア
・スタイル:アイスボック
・醸造法:下面発酵
・原材料:麦芽、ホップ、酵母
・アルコール度数:容量%:14.0%
中世のヨーロッパでは、水は、腐りやすく汚染のリスクの高い危ない飲み物でした。反対に、安全な水分かつ栄養源として、修道院を中心にビールが発達してきた歴史があります。このレフ・ブラウンも、広く民衆のために、その昔ベルギーのレフ修道院が開発したビールでした。現在では、レフ修道院の手を離れ、民間の会社が生産しています。
レフ・ブラウンも、甘いチョコレートリキュールのような味わいですが、アルコール度数は6.5%と良心的です。700年を超える歴史の深さを味わえるビールです。
・原産国:ベルギー
・スタイル:ベルジャン・デュッペル (アビィ・ビール)
・醸造法:上面発酵
・原材料:麦芽、ホップ、コーン、糖類、苦味料、香料
・アルコール度数:容量%:6.5%
今度は南ドイツ、ミュンヘンで造られる”ドッペルボック”という種類のビールです。
先ほどのレフ・ブラウンと同じように、水分&栄養源として濃く造られたビールですが、こちらは、断食中の修道士たちの栄養補給用として造られ始めたものです。”液体のパン”と言われるほど栄養源として重宝されていたようです。修道士たちは断食中でもビールだけは飲むことができたようで、断食期間はいつもビールばかり飲んでいたようです。うらやましい。
見た目通り、チョコレートリキュールのような味わいのため、食後のデザートとして、スイーツ感覚で楽しむことができる1本です。
・原産国:ドイツ
・スタイル:ドッペルボック
・醸造法:下面発酵
・原材料:麦芽、ホップ
・アルコール度数:容量%:7.5%
黄金色に輝きが美しい、ベルギー生まれの高アルコールビールです。名前の”デュベル”とは、現地の言葉で”悪魔”を意味します。このビールを開発した醸造家が友人にこれを飲ませたところ、「まさに悪魔だ!」という感想を口にしたことから”悪魔(デュベル)”と名付けたのだそう。
その名の通り、力強いアルコール感とフルーティなフレーバーのミックスした、”魔性の味”と称されるにふさわしい味わいです。思い切り酔ってしまいたい夜こそ、悪魔に身をゆだねてみてはいかがでしょうか。
・原産国:ベルギー
・スタイル:ベルジャン・ゴールデン・ストロング・エール
・醸造法:上面発酵
・原材料:麦芽、ホップ、糖類、酵母
・アルコール度数:容量%:8.5%
名前の”ドゥシャス・デ・ブルゴーニュ”は、ブルゴーニュのお姫様、という意味。お姫様とは、ブルゴーニュ公国唯一のお姫様である、マリー・ド・ブルゴーニュのことを言っています。25年という短い生涯の中で、政治と戦争に翻弄され、それでも民衆に愛されたマリーへの深い敬愛が表された1本です。マリーにまつわる物語を読みながらこのビールを飲めば、その味わいと相まって、決してあなたの心から消えることのない1本になることでしょう。
・原産国:ベルギー
・スタイル:フランダース・レッド・エール
・醸造法:上面発酵
・原材料:麦芽、ホップ、小麦、糖類
・アルコール度数:容量%:6.2%
いかがでしたでしょうか。一度は見かけたことのあるものや、聞いたことのあるものもあったのではないでしょうか。どれか一つ気になったものがあったら、是非探してでも飲んでみて下さい。きっとあなたの心に何かを訴えてくれることでしょう。
いかがでしたでしょうか。キンキンに冷やしたスーパードライでもグビグビ飲みたいです。。。。。

さてさて世界には、100種類以上、2万銘柄以上のビールがあるってご存知ですか?私たちが“ビール”と言われて抱くイメージ、黄金色で、のど越しがよくって、苦くって…。こういったビールは、“ピルスナー”と呼ばれる種類(スタイル)のビールです。
これは、世界に100種類以上あるビールのたった1種類でしかありません。そして2万銘柄以上あるビールのほんの一握りにすぎません。今回は世界中のビールの中から、手に入りやすくて、楽しめる10本を厳選してみました。
これまでのビール感がひっくり返ること間違いなしの10本です。もしかしたら、あなたの人生観を変えてくれるかもしれませんよ。
世界に誇るエールビール よなよなエール
日本の地ビールの代表格とも言うべきビールが、このよなよなエールです。アメリカ産のホップを使ったエールビールで、"アメリカン・ペール・エール"という種類のビールです。世界3大ビール品評会の一つ、「インターナショナル・ビア・コンペティション」の”アメリカン・ペール・エール部門”において、世界で初めての8年連続金賞を受賞しています。美しく輝く琥珀色に、マスカットを思わせる華やかな香り。初めて口に含めば、「これがビールなのか!?」と思わず口にすること間違いなし!
・原産国:日本
・スタイル:アメリカン・ペール・エール
・醸造法:上面発酵
・原材料:麦芽、ホップ
・アルコール度数:容量%:5.5%
イギリス生まれのビターテイスト バス・ペールエール
1857年、ペリー来航と同時に日本にやってきたイギリスのエールビールです。イギリスのビールとしては、世界で最も飲まれているものの一つです。1780年頃から造られ続けており、フランスではナポレオンも愛飲したとか、タイタニック号の船内でも提供されていた、など、深い歴史を感じさせるビールです。ナッツのような香ばしい香りと、ホップの苦みがよく効いた味わいです。フィッシュ&チップスをお供に、サッカーの試合を見ながら1杯!なんてスタイルがよく似合う1本です。
・原産国:イギリス
・スタイル:イングリッシュ・ペール・エール
・醸造法:上面発酵
・原材料:麦芽、ホップ、糖類、香料
・アルコール度数:容量%:5.1%
世界のホワイトビールの頂点 ヒューガルデン・ホワイト
白ビールの世界的代表格であるが、このヒューガルデン・ホワイト。ビールが白くなるのは、原材料に小麦を使っているため。他にもオレンジピールやコリアンダーを加えるため、クリーミィかつスパイシー、そして小麦ビール独特のフルーティな味わいが楽しめます。もとは、ベルギーのヒューガルデン村で、伝統的に造られていたビールですが、1950年代に、大戦の影響を受けて一度消滅しています。それと同時に、レシピも忘れ去れたのですが、1966年にヒューガルデン村の男性によって復刻され、今では世界中で愛されるビールとなりました。
苦みをほとんど感じず、ほのかな甘みもあるので、女性に大人気の1本です。
・原産国:ベルギー
・スタイル:ベルジャンスタイル・ヴィットビア
・醸造法:上面発酵
・原材料:麦芽、ホップ、小麦、糖類、コリアンダー、オレンジピール
・アルコール度数:容量%:4.9%
世界初の技術 カールスバーグ
こちらは北欧デンマークのビール。日本でよく飲まれるビールと同じピルスナータイプですが、日本のピルスナーよりも、豊かで深みのある味わいが楽しめます。このビールを製造しているカールスバーグ社は、1882年、世界で初めて酵母を人の手で純粋培養させることに成功しました。この技術によって、人間はビール酵母をより細かく制御できるようになり、その後、ビールの味の改良が一気に進んでいくこととなります。カールバーグ社の功績が讃えられ、ラガービールの酵母の学名は、”Saccharomyces carlsbergensis(サッカロマイセス・カールスベルゲンシス)”と名付けられています。
・原産国:デンマーク(日本国内でサントリーがライセンス生産)
・スタイル:ピルスナー
・醸造法:下面発酵
・原材料:麦芽、ホップ
・アルコール度数:容量%:5.0%
アイルランドから世界へ ギネス・ドラフト
1759年、アイルランド人のアーダー・ギネスによって開発された黒ビールです。この黒い色は、原料に、深く焙煎して真っ黒に焦がした大麦を加えることで生まれます。その見た目から、非常に濃いビールだというイメージを持たれますが、意外にも口当たりは軽く、苦みのまろやかなブラックコーヒーを飲んでいるような味わいです。
ギネス・ドラフトは、現在世界各国で現地生産されていますが、造られる地域によって、アルコール度数や味わいには微妙な違いがあるようです。どこか旅行で海外に行った折には、日本のギネスと飲み比べてみると面白いですね。
・原産国:アイルランド
・スタイル:ドライ・スタウト(アイリッシュ・ドライ・スタウト)
・醸造法:上面発酵
・原材料:麦芽、ホップ、大麦
・アルコール度数:容量%:4.5%
アルコール度数世界一のラガー サミクラウス・クラシック
先ほどのギネスと比べると、少し落ち着いた紅茶のような色合いですが、このビール、アルコール度数がなんと14%!世界で最もアルコール度数の高いラガービールです。しかし、その味わいはまるでビターチョコレートそのもの。豊かなコクとやさしい甘さが口いっぱいに広がり、とても度数14%とは思えない飲みやすさです。
ちなみに、名前の”サミクラウス”は、スイス語で”サンタクロース”を意味します。
クリスマスの夜に、気になる女性を酔わせたいあなたにおススメの1本です。
・原産国:オーストリア
・スタイル:アイスボック
・醸造法:下面発酵
・原材料:麦芽、ホップ、酵母
・アルコール度数:容量%:14.0%
700年以上の歴史誇る修道院ビール レフ・ブラウン
こちらはベルギーの修道院ビールの一つ、レフ・ブラウン。西暦1240年から変わらず同じレシピで造り続けられている歴史深いビールです。中世のヨーロッパでは、水は、腐りやすく汚染のリスクの高い危ない飲み物でした。反対に、安全な水分かつ栄養源として、修道院を中心にビールが発達してきた歴史があります。このレフ・ブラウンも、広く民衆のために、その昔ベルギーのレフ修道院が開発したビールでした。現在では、レフ修道院の手を離れ、民間の会社が生産しています。
レフ・ブラウンも、甘いチョコレートリキュールのような味わいですが、アルコール度数は6.5%と良心的です。700年を超える歴史の深さを味わえるビールです。
・原産国:ベルギー
・スタイル:ベルジャン・デュッペル (アビィ・ビール)
・醸造法:上面発酵
・原材料:麦芽、ホップ、コーン、糖類、苦味料、香料
・アルコール度数:容量%:6.5%
ミュンヘン最古の醸造所が造る シュパーテンオプティメーター
濃い色のビールが続きます。今度は南ドイツ、ミュンヘンで造られる”ドッペルボック”という種類のビールです。
先ほどのレフ・ブラウンと同じように、水分&栄養源として濃く造られたビールですが、こちらは、断食中の修道士たちの栄養補給用として造られ始めたものです。”液体のパン”と言われるほど栄養源として重宝されていたようです。修道士たちは断食中でもビールだけは飲むことができたようで、断食期間はいつもビールばかり飲んでいたようです。うらやましい。
見た目通り、チョコレートリキュールのような味わいのため、食後のデザートとして、スイーツ感覚で楽しむことができる1本です。
・原産国:ドイツ
・スタイル:ドッペルボック
・醸造法:下面発酵
・原材料:麦芽、ホップ
・アルコール度数:容量%:7.5%
これぞ魔性の味 デュベル
黄金色に輝きが美しい、ベルギー生まれの高アルコールビールです。名前の”デュベル”とは、現地の言葉で”悪魔”を意味します。このビールを開発した醸造家が友人にこれを飲ませたところ、「まさに悪魔だ!」という感想を口にしたことから”悪魔(デュベル)”と名付けたのだそう。
その名の通り、力強いアルコール感とフルーティなフレーバーのミックスした、”魔性の味”と称されるにふさわしい味わいです。思い切り酔ってしまいたい夜こそ、悪魔に身をゆだねてみてはいかがでしょうか。
・原産国:ベルギー
・スタイル:ベルジャン・ゴールデン・ストロング・エール
・醸造法:上面発酵
・原材料:麦芽、ホップ、糖類、酵母
・アルコール度数:容量%:8.5%
お姫様よ永遠に ドゥシャス・デ・ブルゴーニュ
「ビールは炭酸の強い苦い飲み物である」というあなたの常識を完全に覆すのがこのビール。ベルギーの西フランダース地方で伝統的に造られる”フランダース・レッド・エール”という種類のビールです。酵母で発酵させた後、オーク(カシの木)樽で2年間熟成させる間に、樽に住み着いている乳酸菌や酢酸菌によって、まろやかで独特な酸っぱさが与えられます。ちょうどリンゴの黒酢のような味わいです。この種類のビールは、”ベルギーのブルゴーニュ”とも呼ばれるほど、ビールの中では赤ワインに近い特徴を持っています。名前の”ドゥシャス・デ・ブルゴーニュ”は、ブルゴーニュのお姫様、という意味。お姫様とは、ブルゴーニュ公国唯一のお姫様である、マリー・ド・ブルゴーニュのことを言っています。25年という短い生涯の中で、政治と戦争に翻弄され、それでも民衆に愛されたマリーへの深い敬愛が表された1本です。マリーにまつわる物語を読みながらこのビールを飲めば、その味わいと相まって、決してあなたの心から消えることのない1本になることでしょう。
・原産国:ベルギー
・スタイル:フランダース・レッド・エール
・醸造法:上面発酵
・原材料:麦芽、ホップ、小麦、糖類
・アルコール度数:容量%:6.2%
いかがでしたでしょうか。一度は見かけたことのあるものや、聞いたことのあるものもあったのではないでしょうか。どれか一つ気になったものがあったら、是非探してでも飲んでみて下さい。きっとあなたの心に何かを訴えてくれることでしょう。
いかがでしたでしょうか。キンキンに冷やしたスーパードライでもグビグビ飲みたいです。。。。。