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アリババワールドパスポート(http://www.alibaba.co.jp/service/worldpassport)というサービスがあります。世界190各国、3670万社が参加する世界最大の企業間取引(BtoB)紹介サービスです。その話題のセミナーを受けてきました。
日本ではあまり馴染みがありませんが、簡単に言えば「AmazonとPayPalと国際見本市」を足した中国版の企業です。超巨大です。流通総額ではAmazonを超え、決済額ではPayPalを超えています。分かりやすい記事をピックアップしました。
アマゾン超え?アリババ「15兆円上場」の行方
http://toyokeizai.net/articles/-/28907
アリババグループの主な事業紹介
http://www.alibaba.co.jp/corp/group/list
日本のアリババ株式会社(http://www.alibaba.co.jp/)は、ソフトバンクのグループ企業です。今は、日本から海外への進出事業に特化しています。中国からの仕入れサービスは、少し前に止めたようです。儲からなかったからですかね。よくわかりませんが、海外からの仕入れは、本家アリババドットコム(http://www.alibaba.com/)に統合しています。
そんなこんなで、日本企業の海外進出を応援している日本のアリババ株式会社のセミナーがありましたので参加しました。アリババワールドパスポートのサービスを利用してくださいという説明会です。スピーカの人が、これまた優秀そうな人で、よいセミナーでした。以下自分用まとめです。2時間のセミナーで必要なポイントだけ絞ったので、聞いた人によっては、異なるまとめになるでしょう。利用を推進するためのセミナーですので、そういった色がついていると思います。
・日本の高度成長期のような過程を歩んでいる海外諸国はたくさんある。
・先進国から新興国へ参入するこんなに良いタイミング(時代)は、なかなか無い。
・3000社が「アリババワールドパスポート」を利用して、1000社はほとんど売上が無い。
・課題を徹底的に分解すれば、問題が点となり、何をすればよいか見えてくる。分析&改善を繰り返す。
・失敗パターン:最初から、上流過程にいる大手と取引すると失敗する(在来商品あるからまじめに販売しない)。
・失敗パターン:「日本だけの生活用/習慣品」や「どこの国で作っても同じ品質の商品」は失敗する。ただの日本の押し売りは成功しない。
※先進国は流通商社が少ない。後進国は流通商社が多い傾向。スタートは消費者に近い下流の商社とやるのが良い。情報が多くとれるから。現地の需要に合わせる。
・成功パターン:まず多くの取引先と、とにかく商売する。1000社見積→結果50社実売→結果5社リピートぐらいで、やっと確かな取引先がみつかる。
・成功パターン:50社の実売(上記例)があったバイヤーや顧客に、とにかく需要のヒアリングをして、現地のニーズを掴む。
・メールのやり取りは、英語翻訳ソフトで十分対応できる。英語専門の人がいなくても問題ない。商品知識が重要。
・exworks等の輸入知識は最低限必要。不安なひとへ向けた有料講座がある。
・実際に何が売れるかは、予想がつかないことが多い。現地で予想外の需要や利用があったりする。とにかく需要のヒアリングが大切。
・とにかく最初は儲けを考えず、取引を広げよう。
ちなみにアリババワールドパスポートの利用料金は、Webサイトにも掲載がない(要問い合わせ)なので、書いても問題ないと思いますが、掲載しません。年間利用料は、大手国際展示会に出展する費用ぐらいです。安くはありません。気になる人は問い合わせしましょう。
アリババワールドパスポート
http://www.alibaba.co.jp/service/worldpassport
アリババワールドパスポートとは 引用
世界から商材を仕入れたい買い手企業と、世界へ商材を販売したい売り手企業が出会う、 いわばインターネット上の国際展示会のようなサービスです。 Alibaba.comは企業が取引先を探すためのマッチングサイトとして世界最大の規模を誇ります。
日本ではあまり馴染みがありませんが、簡単に言えば「AmazonとPayPalと国際見本市」を足した中国版の企業です。超巨大です。流通総額ではAmazonを超え、決済額ではPayPalを超えています。分かりやすい記事をピックアップしました。
アマゾン超え?アリババ「15兆円上場」の行方
http://toyokeizai.net/articles/-/28907
アリババグループの主な事業紹介
http://www.alibaba.co.jp/corp/group/list
日本のアリババ株式会社(http://www.alibaba.co.jp/)は、ソフトバンクのグループ企業です。今は、日本から海外への進出事業に特化しています。中国からの仕入れサービスは、少し前に止めたようです。儲からなかったからですかね。よくわかりませんが、海外からの仕入れは、本家アリババドットコム(http://www.alibaba.com/)に統合しています。
そんなこんなで、日本企業の海外進出を応援している日本のアリババ株式会社のセミナーがありましたので参加しました。アリババワールドパスポートのサービスを利用してくださいという説明会です。スピーカの人が、これまた優秀そうな人で、よいセミナーでした。以下自分用まとめです。2時間のセミナーで必要なポイントだけ絞ったので、聞いた人によっては、異なるまとめになるでしょう。利用を推進するためのセミナーですので、そういった色がついていると思います。
セミナープログラム 引用
日本企業が今後も成長・発展を遂げるために欠かせない海外売上拡大。これまでの常識を覆す、インターネットを用いた海外市場開拓手段の活用方法と、成果をあげるために経営者が絶対に知っておくべき成功要因を90分のセミナーでお伝えします。
ポイント1 海外市場へ出よう
・市場が飽和&人口が減少している日本市場だけでは、衰退もしくは衰弱死する。・日本の高度成長期のような過程を歩んでいる海外諸国はたくさんある。
・先進国から新興国へ参入するこんなに良いタイミング(時代)は、なかなか無い。
ポイント2 うまく行かないことを前提にしよう
・うまく行かないことを前提とする。しかし日本で売れるものは世界でも通用する!と思いたい。・3000社が「アリババワールドパスポート」を利用して、1000社はほとんど売上が無い。
・課題を徹底的に分解すれば、問題が点となり、何をすればよいか見えてくる。分析&改善を繰り返す。
ポイント3 失敗傾向
・失敗パターン:最初から、少ない取引先の中から代理店契約や信頼関係を築こうとすると失敗する。・失敗パターン:最初から、上流過程にいる大手と取引すると失敗する(在来商品あるからまじめに販売しない)。
・失敗パターン:「日本だけの生活用/習慣品」や「どこの国で作っても同じ品質の商品」は失敗する。ただの日本の押し売りは成功しない。
※先進国は流通商社が少ない。後進国は流通商社が多い傾向。スタートは消費者に近い下流の商社とやるのが良い。情報が多くとれるから。現地の需要に合わせる。
ポイント4 成功傾向
・成功パターン:どんな小さい案件でもまず販売してみる。多様な問い合わせに柔軟に対応する。・成功パターン:まず多くの取引先と、とにかく商売する。1000社見積→結果50社実売→結果5社リピートぐらいで、やっと確かな取引先がみつかる。
・成功パターン:50社の実売(上記例)があったバイヤーや顧客に、とにかく需要のヒアリングをして、現地のニーズを掴む。
ポイント5 英語できなくても問題なし
・製品の英語翻訳は有料サービスを使う。検索が中心になるので、そこはしっかりやるべき。・メールのやり取りは、英語翻訳ソフトで十分対応できる。英語専門の人がいなくても問題ない。商品知識が重要。
・exworks等の輸入知識は最低限必要。不安なひとへ向けた有料講座がある。
ポイント6 商品力は大切
・海外でまったく売れない商品もある。商品力が重要であり、海外で売れると思える商品で展開するべき。それぐらいは自分で考えよう。・実際に何が売れるかは、予想がつかないことが多い。現地で予想外の需要や利用があったりする。とにかく需要のヒアリングが大切。
・とにかく最初は儲けを考えず、取引を広げよう。
感想
アリババがアリババのサービスを使ってもらうためのセミナーですので、その視点から見れば、そういった内容の組み立てになると思います。実際に海外へ進出するなら、確かにと感じました。海外に限らず、日本でも新規営業をする場合は、同じ流れですよね。ちなみにアリババワールドパスポートの利用料金は、Webサイトにも掲載がない(要問い合わせ)なので、書いても問題ないと思いますが、掲載しません。年間利用料は、大手国際展示会に出展する費用ぐらいです。安くはありません。気になる人は問い合わせしましょう。
アリババワールドパスポート
http://www.alibaba.co.jp/service/worldpassport